旭日昇天(読み)きょくじつしょうてん

精選版 日本国語大辞典 「旭日昇天」の意味・読み・例文・類語

きょくじつ‐しょうてん【旭日昇天】

〘名〙 朝日が天にのぼること。転じて、勢いが盛んなこと。旭日東天。
※相撲講話(1919)〈日本青年教育会〉駒ケ嶽の凋落太刀山独舞台「此場所の太刀山は旭日昇天(キョクジツショウテン)の勢なので」

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四字熟語を知る辞典 「旭日昇天」の解説

旭日昇天

朝日が天にのぼること。転じて、勢いが盛んなこと。

[活用] ―の勢い。旭日東天。

[使用例] 九紫火星の欄には、さらに旭日昇天という文字とともに稚拙な挿画がついていて、水平線上に輝いている朝日に向かって勇ましく進んでいるポンポン蒸気のような船が描かれてあった[吉行淳之介*驟雨|1954]

[使用例] 旭日昇天の星の招待だから、どんな豪華な席に案内されるかわからない[星新一人民は弱し官吏は強し|1967]

[解説] 「旭日」は朝の太陽、朝日の意味。

[類語] きょくじつとうてん

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