明るさの恒常(読み)あかるさのこうじょう(その他表記)brightness constancy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「明るさの恒常」の意味・わかりやすい解説

明るさの恒常
あかるさのこうじょう
brightness constancy

物体の反射する光の量が変化してもその明るさの印象がそれに伴って変化せず,比較的恒常に保たれる現象。物体の反射する光量は照明条件を変えることによって変化する。したがって,もし明るさの知覚がその光量によって一義的に規定されるとすれば,たとえば日光の直射を受けている石炭は,日陰にあるときより「白みを帯びて」見えてもよいはずであるが,いずれの場合にも,石炭はほぼ同じように黒く見える。これは,照明の強度を変化させたときにみられる色の恒常現象の一種であり,白さの恒常ともいう。 (→明るさ , 色の恒常 )

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