デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明一」の解説 明一 みょういち 728-798 奈良時代の僧。神亀(じんき)5年生まれ。法相(ほっそう)宗。大和(奈良県)の人。東大寺の学僧として名だかく,弁論にもすぐれた。著作に「金光明最勝王経註釈」などがあり,また「聖徳太子伝」の逸文が諸書につたわる。晩年妻帯し,信望をうしなったという。延暦(えんりゃく)17年3月27日死去。71歳。俗姓は大宅。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例