ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「明礬泉」の意味・わかりやすい解説 明礬泉みょうばんせんalum spring 鉱泉の一種。鉱泉水 1kgのなかに固形成分を 1g以上含み,アルミニウムイオン 100mgと硫酸イオンを主成分とするもの。酸性泉が多く,pH3以下の強酸性のものは酸性明礬泉という。硫黄泉などとともに火山地方に多い。箱根湯ノ花沢 (神奈川県) ,万座 (群馬県) などがこの例で,ヨーロッパではイタリアにある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by