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蒸気原動所(読み)じょうきげんどうしょ(英語表記)steam power plant; steam power station

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

蒸気原動所
じょうきげんどうしょ
steam power plant; steam power station

蒸気を作動流体とし,蒸気原動機 (主として蒸気タービン ) によって動力を発生する装置。作動流体に循環的な状態変化 (→蒸気サイクル ) を行わせて,燃料の燃焼による熱エネルギーを機械的仕事に変換する。主要構成要素は給水ポンプ,ボイラ,蒸気原動機および復水器である。蒸気原動所では機械的仕事を発電機によって電気的エネルギーとして外部に送出することが多い。動力のほかに作業用蒸気を供給する特殊工場用のものもある。この場合は主として抽気ならびに背圧タービン原動所サイクルが用いられる。復水器を有する復水式蒸気原動所の代表的なものが火力発電所である。

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百科事典マイペディアの解説

蒸気原動所【じょうきげんどうしょ】

蒸気を媒体として熱エネルギーを機械的仕事に変える一連の設備。一般には水蒸気を用い,ボイラー蒸気タービン→復水器の順に繰り返し循環的な状態変化を行わせて,タービンから仕事を取り出す。代表的なものは火力発電所で,熱効率は40%を超える。→火力発電

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世界大百科事典 第2版の解説

じょうきげんどうしょ【蒸気原動所 steam power plant】

水を作動流体として,これに気・液2相にまたがるサイクルを行わせ,燃料の燃焼によって発生する熱エネルギーを機械的仕事に変えて動力を発生する一連の設備をいう。火力発電所はその代表的なものである。 図1は蒸気原動所のもっとも基本的な構成を示したものであって,給水ポンプ,ボイラー,蒸気タービン(または蒸気機関)および復水器からなっている。作動流体は,まず水の状態で給水ポンプにより加圧されてボイラーに送られ,そこで燃料の燃焼熱を受けて蒸発し,さらに加熱されて過熱蒸気となる。

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