デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明福」の解説 明福 みょうふく 778-848 平安時代前期の僧。宝亀(ほうき)9年生まれ。法相(ほっそう)宗。京都の人。興福寺の賢璟(けんきょう)に師事して唯識をきわめる。興福寺維摩会(ゆいまえ)の講師をつとめ,天長4年(827)宮中に進講。承和(じょうわ)10年大僧都となった。嘉祥(かしょう)元年8月24日死去。71歳。俗姓は津守。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例