デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「賢璟」の解説 賢璟 けんきょう 714-793 奈良時代の僧。和銅7年生まれ。興福寺の宣教に法相(ほっそう)をまなび,天平勝宝(てんぴょうしょうほう)7年鑑真(がんじん)から受戒。大和に室生(むろう)寺を創建し,宝亀(ほうき)11年伊勢(いせ)の多度神宮寺に三重塔を建立。桓武(かんむ)天皇の信任があつく,平安遷都のため地相をしらべた。延暦(えんりゃく)3年大僧都(だいそうず)。延暦12年11月8日死去。80歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。俗姓は荒田井。法名は賢憬ともかき,「けんけい」「けんよう」ともよむ。 賢璟 けんよう ⇒けんきょう 賢璟 けんけい ⇒けんきょう 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例