星点(読み)セイテン

デジタル大辞泉 「星点」の意味・読み・例文・類語

せい‐てん【星点】

漢文を訓読する際、仮名のかわりに漢字四隅などに付けられた「・」の形の点。ヲコト点の中で最も基本的なもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「星点」の意味・読み・例文・類語

せい‐てん【星点】

〘名〙
① 漢文を訓読するとき、漢字の四隅に付けて仮名のかわりとした点。「をこと点」の中で基本的な形態。また、その記号目印として他の目的に転用したものをもいう。
② 星のように点々とあること。また、星のような点。
高野山文書‐康永元年(1342)六月一日・谷上院調度文書渡目録「已上注文、如星点宝寿院請取了」 〔韓愈‐陪杜侍御遊湘西両寺詩〕

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普及版 字通 「星点」の読み・字形・画数・意味

【星点】せいてん

散在する。

字通「星」の項目を見る

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