星野洞(読み)ほしのどう

日本歴史地名大系 「星野洞」の解説

星野洞
ほしのどう

[現在地名]南大東村北

南大東島北西部、隆起環礁の平坦地に位置する鍾乳洞。地元では星野の穴という。洞口は標高四一メートル前後に五ヵ所並んであり、陥没によって形成されている。全体的に横穴型の洞穴で、総延長は三七〇メートル。洞内は標高二六メートル前後に細長く広がる空間部分と、標高一六メートル前後に広がる八五×四〇メートル(面積約三〇〇〇平方メートル)の空間部分に大別される。洞床落石で覆われているため、天井の高さは三―五メートルと低くなっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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