20世紀日本人名事典 「春日井新一郎」の解説
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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土壌肥料学者。東京に生まれ、1918年(大正7)東京帝国大学農芸化学科を卒業、1923年に助教授となる。1937年(昭和12)ドイツに留学し、1939年帰国して教授に進んだ。同年、水稲の無機栄養生理の検討によって水稲施肥上の難点を解消する手掛りとなった「水耕法に関する研究」で農学博士の学位を得た。ほかにリン酸肥料について多くの研究があり、そのうち溶成苦土リン肥の研究は溶成苦土リン肥工業開発の基になった。1945年(昭和20)財団法人肥料研究所開設とともに所長、また1945年から1948年には日本土壌肥料学会会長を務め、1952年東大を退官した。
[石山 洋]
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