春蝉(読み)ハルゼミ

デジタル大辞泉 「春蝉」の意味・読み・例文・類語

はる‐ぜみ【春×蝉】

セミ科昆虫体長はねの先まで3センチくらい。体は黒色で、雌では褐色紋があり、翅は透明。5、6月ごろに出現し、松林でムゼームゼーと鳴く。本州四国九州分布。まつぜみ。 春》「―や学僧ひとり逍遥す/秋桜子

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「春蝉」の意味・読み・例文・類語

はる‐ぜみ【春蝉】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目セミ科の昆虫。はねの端まで全長三五ミリメートル内外。形はヒグラシに似て、小さい。体は黒色ないし黒褐色で、雄の腹部には金毛がある。はねは透明で、数個の暗色点がある。日本に産するセミのうち最も早く四~六月に現われる。松林に多いことからマツゼミともいう。本州・四国・九州、中国に分布。《 季語・春 》 〔大和本草(1709)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「春蝉」の解説

春蝉 (ハルゼミ)

学名Terpnosia vacua
動物。セミ科のセミ

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