時雨の化(読み)ジウノカ

精選版 日本国語大辞典 「時雨の化」の意味・読み・例文・類語

じう【時雨】 の 化(か)

  1. ( 「孟子‐尽心・上」の「有時雨化一レ之者」から ) 仁徳ある君主の恵みを、時雨が万物をうるおすさまにたとえていう語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

故事成語を知る辞典 「時雨の化」の解説

時雨の化

君主の人徳によって、人々が教化されることのたとえ。また、師の徳によって弟子が教化されることのたとえ。

[由来] 「孟子―尽心・上」に出て来る、孟子のことばから。「立派な人物が人々を教え導く方法には五つある。たとえば、『時雨のこれするがごとき有り(ちょうどいい時節に降る雨が、植物を育てるように、人徳によって教化する方法がある)』」とあります。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む