晨昏(読み)シンコン

デジタル大辞泉 「晨昏」の意味・読み・例文・類語

しん‐こん【××昏】

朝と夕。朝暮

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精選版 日本国語大辞典 「晨昏」の意味・読み・例文・類語

しん‐こん【晨昏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝と夕。朝夕。朝暮。旦夕(たんせき)
    1. [初出の実例]「斯誠千載之一遇也、文王任尚父、漢祖得張良、豈如朕二人哉、是以晨昏握手、愛而不飽」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「師の入室咨決するに、晨昏(シンコン)にかはることなし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持)
    3. [その他の文献]〔張九齢‐奉使南行詩〕
  3. 朝夕仕えること。常に大事にして奉仕すること。
    1. [初出の実例]「雖至孝鍾愛之子孫、不晨昏」(出典:本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)

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普及版 字通 「晨昏」の読み・字形・画数・意味

【晨昏】しんこん

朝夕。朝夕の孝養。唐・王勃王閣の序〕笏(しんこつ)(官位官職)を百齡(永遠)に舍(す)て、晨昏を里に奉ず。

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