景物画(読み)けいぶつが

改訂新版 世界大百科事典 「景物画」の意味・わかりやすい解説

景物画 (けいぶつが)

やまと絵に関する現代概念。季節と結びついた行事動植物,自然の風物を〈景物〉と規定し,これらを描いた絵画をいう。おもに障屛画について用いる。古来用語では四季絵月次絵(つきなみえ)がこれにあたるが,名所絵も描かれたモティーフの上からは景物画といえる。景物画という概念を導入することによって,古代から近世に至るやまと絵の系譜を新しい目でとらえ直すことができる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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