暴飲(読み)ボウイン

精選版 日本国語大辞典 「暴飲」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐いん【暴飲】

  1. 〘 名詞 〙 度を過ごして飲むこと。主として酒についていう。
    1. [初出の実例]「嗜慾に克つこと能はず暴飲の為め終に其命を隕すに至れり」(出典:泰西勧善訓蒙(1873)〈箕作麟祥訳〉三)
    2. 「暴飲暴食(ボウインバウショク)は健康に益ありと公言する医者は広い世界に一人もありません」(出典:フィルム写真術(1920)〈高桑勝雄〉高桑式簡略主義の写真術と秘伝数種)

あばれ‐のみ【暴飲】

  1. 〘 名詞 〙 酒などを無茶に飲むこと。はめをはずして飲むこと。暴飲(ぼういん)。あばれざけ。
    1. [初出の実例]「乱酒になれし五人のねいじん、入みだれ入みだれあとさき知らぬあばれのみ」(出典:浄瑠璃・信濃源氏木曾物語(1698頃)一)

あれ‐のみ【暴飲】

  1. 〘 名詞 〙 度を過ごして、酒を飲むこと。ぼういん

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普及版 字通 「暴飲」の読み・字形・画数・意味

【暴飲】ぼういん

やけ酒。

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