デジタル大辞泉
「無茶」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
むちゃ【無茶】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「無茶」はあて字 )
- ① 筋道がたたないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。めちゃくちゃ。
- [初出の実例]「無茶(チャ)じゃ 無二薬袋一也」(出典:譬喩尽(1786)四)
- ② 乱暴に扱ったり、乱雑にしたりすること。また、そのさま。
- ③ だめにしたり無視したりすること。かえりみないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「無茶(ムチャ)にする気になったりゃこそ、この頃尋ねてござんしても、隠れて逢はぬぢゃござんせんか」(出典:歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕)
- ④ 程度がふつうでないこと。度をはずれていること。また、そのさま。めちゃ。
- [初出の実例]「馬車は如何です。無茶(ムチャ)に廉くって、腕車(くるま)よりお疾うござい」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉一)
- ⑤ 知らないこと。知識がないこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「生国はいづれ片田舎の者、遊学の間四五年になれど、江戸のことはむちゃ也」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 