牛飲(読み)ギュウイン

デジタル大辞泉 「牛飲」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐いん〔ギウ‐〕【牛飲】

[名](スル)牛が水を飲むように、酒などをがぶがぶ飲むこと。鯨飲げいいん
「―したもんだから、究竟しまいにはグデングデンに酔て仕舞って」〈二葉亭浮雲
[類語]がぶ飲み鯨飲痛飲暴飲

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精選版 日本国語大辞典 「牛飲」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐いんギウ‥【牛飲】

  1. 〘 名詞 〙 牛が水を飲むように、酒などをがぶがぶ飲むこと。暴飲すること。鯨飲(げいいん)
    1. [初出の実例]「酌で飲めばものがくさいと云て、うつふいて牛飲するぞ」(出典:史記抄(1477)三)
    2. [その他の文献]〔史記‐殷本紀注〕

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普及版 字通 「牛飲」の読み・字形・画数・意味

【牛飲】ぎゆう(ぎう)いん

牛が飲むように大酒を飲む。〔韓詩外伝、四〕酒池を爲(つく)り、以て舟をぶべし。槽丘は以て十里むに足る。而して牛飮する三千人。關、諫をむ。~、囚へて之をせり。

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