精選版 日本国語大辞典 「更紗模様」の意味・読み・例文・類語 サラサ‐もよう‥モヤウ【更紗模様】 〘 名詞 〙 江戸時代、インド、ジャワ、ペルシアなどから日本にはいってきた綿布に染められていた異国情緒のある模様。図案は、人物、鳥獣、草花など多種類がある。ジャワサラサのような幾何学的な模様を染めたものもある。[初出の実例]「更紗模様(サラサモヤウ)の襟飾と〈略〉親譲の背広とを眤(じっ)と眺めて居る」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例