書伝(読み)ショデン

デジタル大辞泉 「書伝」の意味・読み・例文・類語

しょ‐でん【書伝】

書経の伝統的な注釈書。
古人が書き残した書物。また、その注釈書など。
いたづらに―を学びて、其の母を養はず」〈霊異記・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「書伝」の意味・読み・例文・類語

しょ‐でん【書伝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書経の伝統的な注釈書。孔安国の孔伝、蔡沈の蔡伝などをいう。〔宋史芸文志
  3. 古人が書き記した書物。また、奥義などを書き記して伝えること。
    1. [初出の実例]「幼年好学、博渉書伝」(出典家伝(760頃)上)
    2. 「大倭と云ことは異朝にも領納して、書伝にのせたれば此国にのみほめて称するにあらず」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)
    3. [その他の文献]〔史記‐趙奢伝〕

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普及版 字通 「書伝」の読み・字形・画数・意味

【書伝】しよでん

伝承の書。

字通「書」の項目を見る

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