神奈川県小田原市の東方、曽我山西麓(せいろく)一帯の地区。旧曽我村。JR御殿場(ごてんば)線下(しも)曽我駅近くの地で、地形上は酒匂(さかわ)川地溝帯の東部断層が走り、関東大震災の際の大被害地の一つとして知られる。断層崖(がい)下には侵食谷がつくった小扇状群が並ぶ。中世曽我荘(しょう)の本領をなし、宗我(そが)神社、城前(じょうぜん)寺など曽我氏ゆかりの社寺があり、毎年5月傘焼(かさやき)祭(曽我祭)が催される。ここの扇状地群にはウメが栽培されて小田原特産の梅干しの原料とされてきた(現在約3万5000本)。近年晩冬から初春の梅花季には水戸、越生(おごせ)(埼玉県)などとともにここでも梅祭が催され観梅客でにぎわう。
[浅香幸雄]
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...