月将(読み)がっしょう

精選版 日本国語大辞典 「月将」の意味・読み・例文・類語

がっ‐しょうグヮッシャウ【月将】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道用語天空で日月が相会う十二のところ。日月交会の位置をその十二支名で示したもので、たとえば陰暦正月は亥、二月は戌、三月は酉というように逆行して、十二月は子がこれにあたる。中国北斗星斗柄方向によって天空を十二分し、それを十二支の名で呼んだことに基づく。〔運歩色葉(1548)〕

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占い用語集 「月将」の解説

月将

六壬などで用いる暦法。中気(二十四節気)である立春からの一年を十二等分した時に、それぞれの月に十二支を配当させたもの。この十二という概念は、西洋占星術で用いる十二星座に相当する。

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