斗柄(読み)トヘイ

デジタル大辞泉 「斗柄」の意味・読み・例文・類語

と‐へい【斗柄】

北斗七星のつくるひしゃく形の柄にあたる部分三つの星からなる。斗杓としゃく

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精選版 日本国語大辞典 「斗柄」の意味・読み・例文・類語

と‐へい【斗柄】

  1. 北斗七星のひしゃくの柄の部分をいう。すなわち、大熊座イプシロンゼータエータ三星古代からこれのさす方向時刻季節を判別した。斗杓(とひょう)
    1. [初出の実例]「星官照暁、徒備斗柄之員」(出典本朝文粋(1060頃)五・小一条左大臣辞右大臣第一表〈菅原文時〉)
    2. [その他の文献]〔国語‐周語下〕

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普及版 字通 「斗柄」の読み・字形・画数・意味

【斗柄】とへい

北斗の柄の部分。〔楚辞遠遊彗星(と)りて、以て(はた)と爲し 斗を擧げて、以て麾(き)と爲す として陸離(りくり)として、其れ上下(しやうか)し 霧の波に游ぶ

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