デジタル大辞泉
「月角差」の意味・読み・例文・類語
げっかく‐さ【月角差】
月の黄経に現れる周期的な摂動の一。振幅は0.03度、周期は1朔望月(29.530589日)。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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げっかく‐さ【月角差】
- 〘 名詞 〙 月の公転運動に現われる周期的な乱れの一つ。周期は月が地球のまわりを一周する一朔(さく)望月(二九・五三〇六日)で、最大振幅は一二五秒あり、太陽の引力によって生ずる。このため、月の位置は朔から望までは平均位置より遅れ、望から朔までは平均位置より進む。月差。視差不等。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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月角差 (げっかくさ)
月の黄経に現れる周期的な摂動項の一つ。振幅は125秒で周期は1朔望月(さくぼうげつ)(29.5日)である。この振幅は,地球・月の重心から太陽までの距離(1天文単位)と地球から月までの距離との比に比例するので,月の観測から,この振幅を求めることにより,1天文単位を定めることができる。しかし,現在ではレーダーによって惑星までの距離を直接測ることによって,1天文単位は上記の方法より精度よく決定されている。
執筆者:木下 宙
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の月角差の言及
【月運動論】より
…こうして,複雑な運動を高い精度で解明する月運動論の内容はきわめて膨大なもので,代表的なE.W.ブラウンの月運動論では,月の黄経,黄緯,視差を表す三角級数は全体で1600余の周期項からなっている。その半数以上が黄経に使われているが,その中でもっとも主要な5個の周期項は中心差,出差,二均差,年差,月角差と呼ばれている。中心差は古代より知られ,出差は前150年ころにヒッパルコスが発見したと伝えられる。…
※「月角差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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