日本歴史地名大系 「有川大神宮」の解説 有川大神宮ありかわだいじんぐう 北海道:渡島支庁上磯町有川村有川大神宮[現在地名]上磯郡上磯町中央一丁目上磯町役場の南の御手洗(みたらい)橋のそばにある。祭神は天照皇大御神・豊受大神。旧郷社。社伝によると創建は応永二年(一三九五)、慶長一〇年(一六〇五)の再建という(日本社寺大観)。また一方、慶長二年に創建され、寛文三年(一六六三)に修験万蔵坊が再建し、享保一二年(一七二七)に種田藤宮が重修したとも伝える(「北海道志」巻一〇)。近世には神明社と号した(「五拾六社年数之覚」市立函館図書館蔵)。松前の八幡社白鳥隼人佐の弟子分になっており(社日記)、当宮が当地一帯の触頭的存在であったといえる(上磯町史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by