有機-無機相互作用(読み)ゆうきむきそうごさよう

最新 地学事典 「有機-無機相互作用」の解説

ゆうきむきそうごさよう
有機-無機相互作用

organic-inorganic interaction

生体鉱物の形成において,有機物によって無機物質(生体鉱物)の構造などを制御する機構をいう。例えばカルボキシル基が規則的に配列したポリマーなどの上に過飽和溶液から特定の方位をもつ方解石結晶が析出することが実験的に確認されている。生体鉱物における多形や結晶方位の制御はこのような機構により行われていると考えられている。また無機結晶の成長中に溶液中の有機分子がその表面に結合することで,結晶形態の制御や成長を終端させている可能性も考えられる。

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参照項目:生体鉱物
参照項目:バイオミネラリゼーション

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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