有為生死(読み)ういしょうじ

精選版 日本国語大辞典 「有為生死」の意味・読み・例文・類語

うい‐しょうじウヰシャウジ【有為生死】

  1. 〘 名詞 〙 仏語凡夫煩悩による善悪行為によって、一定の限られた姿とそれぞれ長短のある寿命を受けて、輪廻(りんね)すること。分段生死。⇔無為生死変易生死
    1. [初出の実例]「実にや有為生死の衢、きたって去る事はやし」(出典:光悦本謡曲・兼平(1548頃))
    2. [その他の文献]〔勝鬘経‐法身章〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android