有為生死(読み)ういしょうじ

精選版 日本国語大辞典 「有為生死」の意味・読み・例文・類語

うい‐しょうじ ウヰシャウジ【有為生死】

〘名〙 仏語凡夫煩悩による善悪行為によって、一定の限られた姿とそれぞれ長短のある寿命を受けて、輪廻(りんね)すること。分段生死。⇔無為生死変易生死
※光悦本謡曲・兼平(1548頃)「実にや有為生死の衢、きたって去る事はやし」 〔勝鬘経‐法身章

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