変易生死(読み)ヘンヤクショウジ

デジタル大辞泉 「変易生死」の意味・読み・例文・類語

へんやく‐しょうじ〔‐シヤウジ〕【変易生死】

仏語聖者が迷いの世界を離れて、輪廻りんねを超えた仏果に至るまでに受ける生死。→分段生死

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精選版 日本国語大辞典 「変易生死」の意味・読み・例文・類語

へんやく‐しょうじ‥シャウジ【変易生死】

  1. 〘 名詞 〙 ( 連声で「へんにゃくしょうじ」とも ) 仏語。菩薩阿羅漢などが、三界輪廻を超えた身をもって、その願力によって肉体寿命を自由に変え、この輪廻の世界に現われて受ける生死のこと。変易。⇔有為生死
    1. [初出の実例]「今三界外。猶有変易生死無一レ窮。尚有無作四諦応一レ修」(出典法華義疏(7C前)二)
    2. [その他の文献]〔法華経義記‐三・方便品〕

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