最新 地学事典 「有馬型温泉」の解説
ありまがたおんせん
有馬型温泉
Arima-type hot spring
日本の温泉を水の起原および成因で分類したものの一つ。有馬型はNa・Ca-Cl・HCO3型の高塩濃度泉。塩濃度は海水の2倍以上。六甲断層に沿う有馬・宝塚,中央構造線に沿う河内長野市石仏(天見)および長野県伊那山地鹿塩の4ヵ所でのみ発見。有馬温泉の一部の高温泉以外は冷泉。成因には広域変成作用に伴う流体,堆積盆中に長期間貯留された水,最近は沈み込んだ海洋プレートの深部での脱水によるなどの考えがある。
執筆者:松葉谷 治
参照項目:温泉の分類
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

