


 
」「貝三十
」を賜う例があり、青銅彝器を作るのに十数朋を費やしたという器銘の例もあって、貝貨として通用した。〔説文〕鳥部四上の鳳字条に「
鳥なり。天老曰く、鳳の象なり」、また
の字形をあげて「古
鳳、象形。鳳飛びて群鳥從ふこと
を以て數ふ。故に以て
黨の字と爲す」という。卜文・金文において、
は貝朋、鳳は風の初文、形義ともに全く異なる字である。金文の朋友の字は
友(ほうゆう)に作る。貝の一連二系の関係を、人に及ぼした字形で、
友とは同族間において年齢の相近いものをいう。
友。
と通じ、とも。同族の同輩行の者たち、ともだち、ともがら。
友 止毛太知(ともだち) 〔名義抄〕
 ムラガル・トモ 〔字鏡集〕
 ムラガル・カタチハフ・チハフ・トモ・トモガラ
声として
・
(棚)・
(崩)・
など八字を収める。
・
は次第して並ぶもの、
・
(ほう)は土の崩れる音を形容するものであろう。
は墓に土を下す意。
・
(鵬)b
ngは同声。鳳biu
mは声近く通用した。鳳は卜文に風piu
mの意に用い、
とは関係のない字である。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...