服事(読み)フクジ

デジタル大辞泉 「服事」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じ【服事/服仕】

[名](スル)《「ぶくじ」とも》つき従って仕えること。また、仕事に従事すること。
「其職業に―す」〈吉岡徳明・開化本論〉

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精選版 日本国語大辞典 「服事」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じ【服事・服仕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぶくじ」とも ) したがい仕えること。隷属して仕えること。従事すること。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「従者壱人、伴乙王丸、迄于子々孫々服仕也」(出典光明寺古文書‐文治五年(1189)二月一八日・大中臣某処分状案)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公一二年〕

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普及版 字通 「服事」の読み・字形・画数・意味

【服事】ふくじ

役務に服する。また、仕える。〔論語泰伯天下を三して其の二を(たも)ち、以て殷に事す。は、其れ至と謂ふべきのみ。

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