服食(読み)ぶくしょく

精選版 日本国語大辞典 「服食」の意味・読み・例文・類語

ぶく‐しょく【服食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 食べ物。また、食べ物、薬などを口にすること。
    1. [初出の実例]「服食、器用、〈謂。服食者、服読如服餌之服。如吉備醅。羅脯、之類是也〉」(出典令義解(718)賦役)
  3. 道家の養生法の一つ仙薬を飲むこと。
    1. [初出の実例]「術士、方士、道士等が、煉養じゃ金丹じゃ服食(フクショク)じゃなんどと造作に渡り」(出典:談義本・成仙玉一口玄談(1785)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「服食」の読み・字形・画数・意味

【服食】ふくしよく

仙家の食事法。宋・軾〔陶(潜)の郭主簿(の詩)に和す、二首、二〕詩 家書三卷 獨り訣(道書の一)を取る 地行は乃ち飛 何ぞ必ずしも日を挾(さしはさ)まん

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