術士(読み)ジュツシ

デジタル大辞泉 「術士」の意味・読み・例文・類語

じゅつ‐し【術士】

はかりごとの巧みな人。策士
方術に通じた人。方士。
[類語]策士策略家・画策家・陰謀家・野心家勝負師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「術士」の意味・読み・例文・類語

じゅつ‐し【術士】

〘名〙
① 方術に通じた人。方技の士。方士。
河海抄(1362頃)一五「方士は術士の惣名也」
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「後世妖僧術士(ジュツシ)の徒、深く俗情を洞察し」 〔漢書‐夏侯勝伝〕
② 巧みにはかりごとをめぐらす人。策士。
談義本・風流志道軒伝(1763)叙「而戦国術士。豈為山人之乎」

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普及版 字通 「術士」の読み・字形・画数・意味

【術士】じゆつし

学術を修めた人。〔史記、儒林伝序〕秦の季世に至るにんで、詩書を焚(や)き、士を(あな)にし、六此れより缺く。

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