望月太左衛門(7世)(読み)もちづきたざえもん[ななせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「望月太左衛門(7世)」の意味・わかりやすい解説

望月太左衛門(7世)
もちづきたざえもん[ななせい]

[生]文久2(1862).3.16. 仙台
[没]1938.5.19. 東京
歌舞伎囃子方。5世望月太左衛門の没後門弟間に相続争いが起り,6世が2名出たりしたが,4世望月長九郎が 1905年7世を襲名。多数の門弟を擁し,歴代中で最も大きな存在となり,黄金時代を築いた。 1920年8世を長男に譲って3世望月朴青を襲名。 13世杵屋六左衛門,5世杵屋勘五郎と提携して『新曲浦島』『多摩川』などを作調

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