20世紀日本人名事典 「望月平七」の解説 望月 平七モチヅキ ヘイシチ 明治・大正期の漁業家 サクラエビ漁の創始者。 生年嘉永6年7月14日(1853年) 没年昭和6(1931)年3月20日 出生地駿河国庵原郡(静岡県由比町) 経歴駿河地方で漁業を営む。明治27年富士川沖でアジの夜曳き網漁を行っていたとき、偶然にサクラエビを発見。これを機にサクラエビ漁を創始して網の改良に着手し、38年には従来の縄網を錦糸網に変えるなど、漁獲高の向上に努力した。後継者の指導にも熱心で、その技法は子や孫・曾孫に継承され、日々改良が重ねられている。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「望月平七」の解説 望月平七 もちづき-へいしち 1853-1931 明治-大正時代の漁業家。嘉永(かえい)6年7月14日生まれ。明治27年駿河(するが)湾富士川河口沖で偶然サクラエビを発見。以後網の改良などをすすめ,サクラエビ漁業の創始者となる。息子や孫たちも漁法の改良につとめた。昭和6年3月20日死去。79歳。駿河(静岡県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by