望潮(読み)ボウチョウ

デジタル大辞泉 「望潮」の意味・読み・例文・類語

ぼうちょう〔バウテウ〕【望潮】

村田喜代子短編小説、および同作を表題作とする作品集。小説は平成9年(1997)「文学界」誌に発表。第25回川端康成文学賞受賞。作品集は平成10年(1998)刊。

もち‐しお〔‐しほ〕【望潮】

満月のときの満ち潮。
「汲めば月をも、袖に―の、みぎはに帰る波の夜の」〈謡・

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「望潮」の意味・読み・例文・類語

もち‐しお‥しほ【望潮】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦一五日、すなわち十五夜(満月)のときの満ち潮をいう。前後の日にくらべ、最も大きくなる。
    1. [初出の実例]「天の原空行く月のもちしほのみちにけらしな難波江の浦〈藤原家良〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「望潮」の解説

望潮 (シオマネギ)

動物節足動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android