朝倉寺(読み)あさくらじ

日本歴史地名大系 「朝倉寺」の解説

朝倉寺
あさくらじ

[現在地名]宮崎市金崎

本庄ほんじよう川右岸の段丘上にある。宝福山と号し、曹洞宗本尊釈迦如来。寺伝によれば日羅の開創とされ、日向七堂伽藍(日向七観音ともいう)の一つで、聖観音を安置する。永禄元年(一五五八)一屋昌音が中興開山。江戸時代は飫肥長持おびちようじ(現日南市)末寺。寛保二年(一七四二)建立と伝えるが、当寺には慶長年間(一五九六―一六一五)の棟札もあり、建立年代ははるかにさかのぼると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む