朝霜(読み)アサシモ

デジタル大辞泉 「朝霜」の意味・読み・例文・類語

あさ‐しも【朝霜】

後世あさじも」とも》朝、降りている霜。朝の霜。 冬》「―や茶湯の後のくすり鍋/丈草

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精選版 日本国語大辞典 「朝霜」の意味・読み・例文・類語

あさ‐しも【朝霜】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あさじも」とも ) 朝方、置いている霜。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「冬のはじめのあさしもむすぶべき菊のまがき」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)

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普及版 字通 「朝霜」の読み・字形・画数・意味

【朝霜】ちようそう(てうさう)

朝の霜。はかないものにたとえる。晋・陸機〔短歌行楽府 高堂置酒し 悲歌して觴(さかづき)に臨む 人壽何(いくばく)ぞ (ゆ)くこと霜の如し

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