期間従業員(読み)キカンジュウギョウイン

デジタル大辞泉 「期間従業員」の意味・読み・例文・類語

きかん‐じゅうぎょういん〔‐ジユウゲフヰン〕【期間従業員】

企業が、繁忙期や増産対策として就業期間を限定して直接募集する臨時従業員契約社員

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「期間従業員」の解説

期間従業員

企業が就労期間を限定して直接雇用する従業員。完成車メーカー部品メーカーなど自動車業界に多く、生産ラインでの作業などに従事する。トヨタ自動車の場合、雇用期間は初回契約が3カ月で、更新を重ねれば最長で2年11カ月となる。トヨタには正社員への登用制度があり、2014~18年度の5年間で計約1500人を正社員として採用している。

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人事労務用語辞典 「期間従業員」の解説

期間従業員(期間工)

期間従業員とは、繁忙期などの増産対策として、企業が就業期間を限定して直接雇用する契約社員のこと。自動車や電子部品などの製造ラインで単純労働に従事することが多く、期間工とも呼ばれます(これに対し、生産現場で働く正社員を本工常用工といいます)。かつてはおもに農閑期出稼ぎとして雇用されていましたが、バブル崩壊以降は日系ブラジル人などの外国人労働者やフリーター割合が増えています。
(2009/11/20掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

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