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本工 ホンコウ

4件 の用語解説(本工の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ほん‐こう【本工】

本採用の工員。

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世界大百科事典 第2版の解説

ほんこう【本工】

一般的には,日本の大企業で期間の定めのない労働契約によって雇用され,特別の事由のないかぎり定年年齢に達するまで勤続することを労使双方が予定している労働者をいう。これに対し,期間の定めのある労働契約により雇用される労働者は臨時工呼ばれる。本工は当該企業の基幹的業務に従事し,易しい職務から難しい職務へと順次昇進していく。基幹的業務に従事するため,本工の採用にあたっては身体,技能,身元などに慎重な検討が加えられ,また職務間昇進を通じて技能が長期間にわたって上昇するため,賃金も定期昇給制によって勤続や年齢に応じて上昇する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ほんこう【本工】

(臨時工・社外工に対して)本社に常用労働者として直接雇用された者。常用工。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

本工
ほんこう

一般に、大企業の生産工程に就労する常用労働者正規雇用)をいい、臨時工や社外工と対比して用いられる。職員層は本工には含めない。従来の本工労働者は、終身雇用制年功賃金体系を特徴とする年功的労使(資)関係のもとに置かれ、賃金、福利厚生社会保険などにわたって、中小企業労働者や臨時工、社外工などと比べ、相対的に安定した地位にあった。本工層は、第一次世界大戦前後、日本資本主義が独占段階を迎え、熟練労働者を企業内で養成、定着させる過程で形成された。第二次世界大戦後の高度成長期には、本工に対する能力主義労務管理が強化され、1970年代なかば以降の低成長期には、人員整理配置転換、出向などが本工にまで及び、その地位はしだいに不安定になった。さらに、製造ラインコンピュータ化や産業ロボットの導入、グローバル競争を背景とする工場の海外移転もあって、本工の人数は減っている。総務省「就業構造基本調査」によれば、正規雇用の製造・制作作業者は1992年(平成4)から2007年にかけて752万人から583万人に減少した。[伍賀一道]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の本工の言及

【社外工】より

…ある企業から受注する作業を,発注主たる親企業の構内で行う,請負企業の労働者の俗称。親企業に雇用される常用労働者(本工)とは異なり,社外工は親企業とは雇用関係をもたない。社外工は造船業,鉄鋼業,化学工業などに多くみられ,本体作業部門の熟練労働者,修理・保全部門の労働者,運搬・雑役部門の単純労働者に分けられる。…

※「本工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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