木原才次(読み)きはら さいじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木原才次」の解説

木原才次 きはら-さいじ

?-1809 江戸時代中期-後期の植林家。
肥後(ひご)熊本藩士。山支配役として寛政6年から文化のころまで益城郡(ましきぐん)野部(矢部)庄の水源林に130万本のスギヒノキを植林した。この結果,同地域をながれる小笹(おざさ)川,黒川などの水を飲料水,灌漑(かんがい)用水として利用できるようになった。文化6年死去。名は時明。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android