木本正次(読み)キモト ショウジ

20世紀日本人名事典 「木本正次」の解説

木本 正次
キモト ショウジ

昭和・平成期の作家



生年
大正1(1912)年10月5日

没年
平成7(1995)年1月26日

出生地
徳島県海部郡牟岐町

学歴〔年〕
神宮皇学館卒

経歴
昭和10年大阪毎日新聞社に入社し、42年定年退職するまで報道部長、編集委員などを歴任。在職中から新鷹会同人として大衆小説発表し、後に記録小説で活躍。主な作品に「黒部太陽」「香港の水」「四阪島」「反逆走路・小説豊田喜一郎」「砂の十字架・鹿島人工港ノート」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木本正次」の解説

木本正次 きもと-しょうじ

1912-1995 昭和-平成時代の小説家
大正元年10月5日生まれ。毎日新聞大阪本社に勤務のかたわら作品を発表。昭和43年に映画化された「黒部の太陽」は代表作。「出光佐三語録」など,日本の経営者の評伝を得意とした。平成7年1月26日死去。82歳。徳島県出身。神宮皇学館卒。作品はほかに「刀塚」「香港の水」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android