デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木村藹吉」の解説 木村藹吉 きむら-あいきち 1840-1879 幕末の武士。天保(てんぽう)11年生まれ。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)藩士。江戸で西洋砲術をまなび,藩の兵制を西洋式に改革。戊辰(ぼしん)戦争では藩兵大隊長をつとめ,明治2年新政府軍にしたがって箱館を攻め,矢不来(やぎない)でたたかう。維新後兵部省に属した。明治12年9月4日死去。40歳。名は重清,一綱(ひとつな)。通称は別に杢之助,繁四郎など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例