20世紀日本人名事典 「木津無庵」の解説 木津 無庵キヅ ムアン 明治〜昭和期の僧侶 生年慶応3年2月18日(1867年) 没年昭和18(1943)年9月12日 出生地越前国坂井郡三国町(福井県) 本名木津 祐精 学歴〔年〕福井師範中退 経歴政治運動を行ったため学校を退学となり、軍人を志願するが果せず、流浪の生活を送る。のち比叡山、高野山で修学し、本山より名古屋布教を命ぜられ赴任。同地に仏陀会を開いて講演布教に努めた。大正14年には仏教協会を設立、「新訳仏教聖典」を刊行し、昭和2年より全国の師範学校を巡講した。他の著書に「維摩経講纂」「仏教概観」「皇国の神と宗教」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「木津無庵」の解説 木津無庵 きづ-むあん 1867-1943 明治-昭和時代前期の僧。慶応3年2月18日生まれ。真宗大谷派の布教師となり,大正8年東京に誠明学舎を創立。14年名古屋に仏教協会を設立して「新訳仏教聖典」を刊行。師範学校や青年会で講演し,仏教思想の普及につくした。昭和18年9月12日死去。77歳。越前(えちぜん)(福井県)出身。福井師範中退。本名は祐精。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by