木犀草(読み)モクセイソウ

デジタル大辞泉 「木犀草」の意味・読み・例文・類語

もくせい‐そう〔‐サウ〕【木×犀草】

モクセイソウ科の一年草。茎は伸びると横に倒れ、先が上を向く。葉はへら形。夏、緑がかった白色芳香のある小花穂状につける。北アフリカ原産で、日本には江戸時代渡来。においレセダ

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精選版 日本国語大辞典 「木犀草」の意味・読み・例文・類語

もくせい‐そう‥サウ【木犀草】

  1. 〘 名詞 〙 モクセイソウ科の一年草。北アフリカ原産で、日本へは文化年間(一八〇四‐一八)に渡来し、観賞用に栽培される。高さ約三〇センチメートル。葉は長楕円形またはへら形でしばしば縁が三裂する。夏、茎頂にモクセイのような芳香のある緑白色の小さな六弁花が集まって穂状の総状花序をなす。においレセダ。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「木犀草(モクセイサウ)(レセダ)又はにほひあらせいとう(ヘイランツス)の花など道の傍に野生したり」(出典即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉花祭)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「木犀草」の解説

木犀草 (モクセイソウ)

学名Reseda odorata
植物。モクセイソウ科の一年草

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