木目込み(読み)キメコミ

デジタル大辞泉 「木目込み」の意味・読み・例文・類語

きめ‐こみ【木目込み/極め込み】

押絵の一。和紙をはり重ねて厚くつくった紙に、綿を入れないで平らに切れ地をはりつけたもの。
俳優の化粧法の一。鼻をくっきりと高く見せるために、鼻すじに白粉おしろいを濃く塗り、左右を薄くするもの。
木目込み人形」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「木目込み」の意味・読み・例文・類語

きめ‐こみ【木目込・極込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 押し絵の一種奉書糊入(のりいれ)などの板目紙に、綿を入れないで平らに切れ地をはりつけるもの。切れ地の合わせ目は細筆でかいた線のように見せる。
  3. 俳優の化粧法の一つ鼻筋をくっきりと高く見せるために、白粉を鼻筋に濃く塗り、左右をぬぐい取って薄くする。
  4. きめこみにんぎょう(木目込人形)」の略。

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