日本歴史地名大系 「木舟新田村」の解説
木舟新田村
きぶねしんでんむら
金沢村の北部にあって、北は
戦国時代の史跡に木舟西部のシラサレ山がある。東側の崖下には宮川が流れ、西南への山道は金沢峠に通ずる。視界がよく、甲斐の国に対する諏訪氏の陣場とされ、シラサレ城跡とよばれている。神使御頭之日記には享禄元年(一五二八)の武田氏と諏訪氏の対陣について「此年甲州武田方ト執合ニ付テ、八月廿二日ニ武田信虎堺ヘ出張候テ、(中略)同廿六日青柳ノ下ノシラサレ山ヲ陣場トシテ、安芸守
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報