末技(読み)マツギ

デジタル大辞泉 「末技」の意味・読み・例文・類語

まつ‐ぎ【末技】

重要でない枝葉末節のわざ。末梢まっしょう的な技芸
未熟なわざ。つたないわざ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末技」の意味・読み・例文・類語

まつ‐ぎ【末技】

〘名〙 末の技芸。枝葉の技芸。あまり重要でない技芸。また、未熟なわざ。つたないわざ。ばつぎ
日本詩史(1771)序「降此而曲芸末技之師、亦皆藉此機以干進」 〔説苑‐反質〕

ばつ‐ぎ【末技】

〘名〙 あまり重要でない技芸。枝葉のわざ。また、未熟なわざ。まつぎ。〔広益熟字典(1874)〕

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普及版 字通 「末技」の読み・字形・画数・意味

【末技】まつぎ

商業。また、小枝。漢・賈誼積貯を論ずる〕今、民を驅(か)りて之れを農に歸し、皆本に(つ)かしめ、~末技游の民、轉じて南畝に(よ)らば、則ち畜積足りて、人其のを樂しまん。

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