枝葉末節(読み)シヨウマッセツ

デジタル大辞泉 「枝葉末節」の意味・読み・例文・類語

しよう‐まっせつ〔シエフ‐〕【枝葉末節】

中心から外れた事柄本質的でない、取るに足りない事柄。「枝葉末節にとらわれて大局を見失う」
[類語]些事小事枝葉末節細事些細瑣末末梢的細かい細細こまごましい煩瑣はんさ瑣瑣ささたる区区くくたるちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる二次的二義的副次的些些ささささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう無駄事雑事微微つまらない無意味下らない問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

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精選版 日本国語大辞典 「枝葉末節」の意味・読み・例文・類語

しよう‐まっせつシエフ‥【枝葉末節】

  1. 〘 名詞 〙 中心からはずれた事柄。つまらない細かな部分
    1. [初出の実例]「或る翻訳の忠実さ如何を巡ってなされるさまざまの枝葉末節な論議などは」(出典:翻訳論(1941)〈河盛好蔵〉一)

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四字熟語を知る辞典 「枝葉末節」の解説

枝葉末節

事柄の本質からはずれた、どうでもいいような細かな部分。主要ではない物事

[使用例] 検察側はあまり異議を申し立てて、審理進行を妨げたくありませんが、これはあまり枝葉末節にわたった、関連性のない質問のように思います[大岡昇平事件|1977]

[使用例] 僕は自分が枝葉末節なことばかりに頭をつかっていて、肝心なことを何も考えていないような気になったりした[李恢成*半チョッパリ|1971]

[解説] 「枝葉」は、中心からはずれたえだ、「末節」は気の末のほうのふし

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