本郷的場古墳群
ほんごうまとばこふんぐん
[現在地名]榛名町本郷
榛名山東南麓末端が烏川と白川に挟まれて終わる地に位置し、古墳群西南は烏川の段丘崖となっている。的場・大塚地区では円墳一七基が確認されている。このほかに本郷の奥原地区で五七基、同下長地区で六基の円墳が確認でき、この三地区を合せて本郷的場古墳群と称する。的場・大塚地区では大塚古墳を中心に、烏川の左岸段丘崖寄りに集中している。大塚古墳ほか五基が発掘調査された。
大塚古墳は墳丘上半部が削平されているため原状は不明だが、直径四五メートル前後と推測される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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