杉天牛(読み)スギカミキリ

デジタル大辞泉 「杉天牛」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐かみきり【杉天牛】

カミキリムシ科の昆虫。体長12~27ミリ、黒色で、前翅まえばね卵形の4個の黄紋がある。時に2個や無紋のものもある。幼虫は杉やヒノキ樹皮下に穴をあけ、材部を食害する大害虫。

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精選版 日本国語大辞典 「杉天牛」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐かみきり【杉天牛】

  1. 〘 名詞 〙 カミキリムシ科の甲虫。体長一〇~二七ミリメートル。体は光沢ある黒色で触角と肢(し)赤褐色。上ばねに四個の黄白色の紋がある。成虫は四~六月にスギ、ヒノキなどの樹皮に産卵。幼虫は材部を食害する大害虫で、樹幹内で成熟して越冬する。本州四国、九州、台湾に分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「杉天牛」の解説

杉天牛 (スギカミキリ)

学名Semanotus japonicus
動物。カミキリムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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